忍者研究の権威、岩淵智彰です。今日は亀をモチーフにしたアメリカンヒーロー、ニンジャ・タートルズをご紹介しよう。
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」(Teenage Mutant Ninja Turtles)は、1984年にミラージュ・スタジオから出版されたアメコミを原作とするアニメシリーズ、及び作中に登場するグループの名称である。
ニューヨークでペットとして飼われていた4匹の亀は、動物を人間のような姿に変えるミュータンジェンの力によってタートルズに変身してしまう。
タートルズは下水道の中で、同じくミュータンジェンによって変身したネズミであるスプリンターと出会う。スプリンターの飼い主だった日本人の忍術家ハマト・ヨシは、かつて彼が所属していた忍者の一族であるフット団と、そのアメリカ支部の頭領オロク・サキことシュレッダーにより殺されたのだった。
スプリンターはヨシの仇を討つためにタートルズに忍術を教える。最後にタートルズはシュレッダーと対決し、シュレッダーはビルの屋上から転落して自爆する。
登場人物は以下のとおり。
レオナルド (Leonardo)
タートルズのリーダーで、二刀流での戦いを得意とする刀の達人。青い鉢巻を巻いている。愛称は「レオちゃん」または「レオ(Leo)」。
ラファエロ (Raphael)
タートルズの一人で、釵(サイ)の達人。赤い鉢巻を巻いている。愛称は「ラファちゃん」または「ラフ、ラファ(Raph)」。
ミケランジェロ (Michelangelo)
タートルズの一人で、ヌンチャクの達人。橙色の鉢巻を巻いている。愛称は「ミケちゃん」または「マイキー(Mikey)」。
ドナテロ (Donatello)
タートルズの一人で、棒術の達人。紫の鉢巻を巻いている。愛称は「ドナちゃん」や「ドニー(Donny)」、「ドナ」。
ミュータント・タートルズの最新作は、2014年に公開されたマイケル・ベイ監督による劇場版。
チャンネル6のレポーター、エイプリル・オニールは、ニューヨーク市の港で犯罪シンジケート「フット団」の構成員達が忍者らしき集団に襲われる場面を目撃したが、上司も証拠が無い事を挙げ信じなかった。 ニューヨーク市は、エイプリルの亡き父の勤務先だった大企業サックス社との契約を更新していた。
「フット軍団」のボス、シュレッダーは鍛練中部下達の失態を聞く。殺されると分かっていても鍛練に付き合うほど「フット」の主従関係は徹底していた。シュレッダーは部下たちに忍者の正体を探ることを命じる。 再び忍者集団が地下鉄に現れたフット軍団を叩きのめし、SWATの到着と入れ替わりに去っていった。
エイプリルは様子を写真に収める事ができた。忍者は人語を喋る亀で、師匠は人語を喋る鼠だった。そして、彼らとエイプリルとは過去に接点があった。 一方、フット軍団達はある邪悪な企みを遂行していた。